ようこそ!「NPO法人禁煙推進の会えひめ」のホームページへ

会長  松岡 宏 (愛媛県立中央病院 医局長 / 愛媛大学医学部 臨床教授)

   WHOは、タバコにより、世界で、毎年約600万人が死亡し、現状のままでは、今世紀中に10億人の人々がタバコで殺されると強く警告しています。我が国では、毎年13~20万人が能動喫煙で、6800~数万人が受動喫煙で死亡していると推計されています。この現状を打破すべくWHOを中心に、タバコの有害性を認識して次世代のためにタバコを規制しようという「世界タバコ規制枠組み条約(FCTC)」が世界170ヶ国以上で批准されています。もちろん、我が国も当然批准していますが、この条約を知っている日本国民はどれだけいるでしょうか?これらタバコの猛毒性や規制について、真実を論議できない我が国の現状は異常だと思います。
   当会は、喫煙の及ぼす有害性と禁煙の必要性を多くの方々に知ってもらい、健康の保持・増進に役立たせてもらうことを目的として活動しているNPO法人です。具体的には、医療関係者を中心に一般市民による、タバコの有害性を周知する催し、 防煙教育や禁煙治療の普及などの禁煙推進活動を愛媛県内外で行っています。
   医師を含めた医療関係者に限らず、他職種を含めた多くの一般市民の方々が当会に入会していただき、禁煙推進の波をさらに大きな“うねり”にしていただくように祈念しております。